トロント+世界一周旅行

2005/09/03~6ケ月間

森博史さん (名古屋外国語大学)

大学3年生・・・。就職活動が始まった。自己分析をしているとき本当にこのまま社会に出ることに漠然とした不安に襲われた。そして、中学生の時から暖めていた留学と一人旅を決意。6ヶ月の海外生活がスタートした。それに、至るまでも家族のことや友達のことを色々考えた。それでも、海外に行く好奇心は自分を前に進めてくれた。場所はすぐに決まった。自分の目的は、たくさんの人と話すこと。そのための勉強。すると自然に学校も場所も決まった。

出発日、さっそくのトラブル。エンジンの故障で飛行機が欠航。空港近くのホテルに宿泊した。あこがれであったカナダ(トロント)は、優しく受け止めてくれ、それに余るものを与えてくれた。学校では、大学での海外研修の経験があった自信はクラスが始まって5分で消え失せた。授業の内容が全くわからない・・・その時の不安と絶望感は忘れない。英語を母国語として話す人が教える英語と日本人が日本で学ぶ英語はまったく違っていた。

でも、そのことが自分を机に向かうことに導いてくれた。私は、毎日3から4時間は学校が終わってから勉強した。英語の通じるうれしさと自分の英語力のなさに嫌気が差すことの連続だった。1週間もすれば学校にも慣れ友達もできた。僕は、日本人の人でももちろん英語で話をした。英語で話をする人たちと付き合うようにしていた。留学中は、日本でもできることはすべて後回しにし、留学しているその瞬間をとても大事にしていた。

そんな4ヶ月の生活は、あっという間に終わってしまった。クリスマス、テーブルにキャンドルに火を灯し、家族全員で食べたターキーなどあのディナーは忘れることができない。ホストに問題があって、変えたこともあった・・・自分が家を変えたいという意思表示をすれば、学校も全力で協力してくれた。日本で、目標が見つからない、何をしたいのかわからないという気持ちはすごくわかる。実際自分もそうだった・・・。でも、それは今まで自分になにか誇れるものがないのではないかと思う。自分に自信が持てないのだ。日本は、時間の流れが早い。そのレールに従えば普通の生活ができる。でも、それでは何か物足りない・・・。少しの勇気で人生はどんな風にでも変えることができる。遠回りしても結局ゴールは同じだ。

自分のことを誰も知らない世界に行って自分を知ってもらうことは、自分自身知らない自分も発見できることでもあった。

留学は、語学はもちろん日本の常識や概念に縛られることなく自分のしたいことができる。

成長することができる。

その後、私は16カ国のヨーロッパとアジアの旅に出た。

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国籍豊かなクラスメートと!

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自分には合っていた・・・トロント